『同氏婚のススメ』って、一体どんなプロジェクト?
「名字を変えたくない」という思いは、結婚をためらう大きな理由の一つになっています。現在の日本では、夫婦同姓が原則とされており、結婚する際にはどちらかが名字を変えなければなりません。この状況で、「名字のことで悩まずに結婚できる唯一の相手」といえば、そう、「元から同じ名字の人」ですよね。
『同氏婚のススメ』は、この逆転の発想をコンセプトに、「同じ名字の人と出会える婚活パーティー」や「同じ名字の人を紹介する結婚相談所」といった、具体的な出会いの場を提供していくプロジェクトです。成婚数国内最多の婚活サービスを提供する株式会社IBJの協力のもと、このユニークな取り組みが実施されます。
なぜ今、『同氏婚』が注目されるのか?
このプロジェクトが立ち上がった背景には、現代社会における「名字問題」の深刻化があります。いくつか理由を挙げてみましょう。
1. 名字変更を負担に感じる人が急増している現実
慶應義塾大学と株式会社インテージの調査によると、名字を変えることに負担を感じて結婚を待機している人は、日本全国で推計58万7千人にも上るといわれています。これって、本当にすごい数字ですよね。結婚は人生の一大イベントなのに、名字のせいで一歩踏み出せない人がこれほどいるというのは、見過ごせない問題だと思います。
2. 出会いの段階から名字が影響を及ぼしている
恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs」を運営する株式会社エウレカとの共同調査では、出会いの段階から名字の問題が影響していることが明らかになりました。
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Pairsユーザーの57.1%が、選択的夫婦別姓の議論に「関心がある」と回答しています。
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自分の名字を変えることに「抵抗がある」と答えた人は、女性で36.6%、男性でも46.6%に上ります。僕自身も、もし名字を変えるとしたら、ちょっと複雑な気持ちになるかもしれません。
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さらに、「相手が名字を変えたくなければ別れる」と回答した人が7.3%、「選択的夫婦別姓が認められるまで待つ」と回答した人が5.9%いることも判明しました。これは、名字の問題が、出会いの初期段階から関係の進展を左右するほどのインパクトを持っていることを示唆していますね。
3. 選択的夫婦別姓への理解を求める声
調査では、女性の44.2%、男性の25.7%が「結婚相手に選択的夫婦別姓への理解を望む」と回答しています。これは、多くの人が、パートナーとの間に名字に関する価値観の共有や理解を求めている証拠でしょう。しかし、現行制度では難しい部分も多く、そのギャップに悩む人が多いのが現状です。
僕から見ても、名字は単なる記号ではなく、その人のアイデンティティや家族の歴史と深く結びついています。だからこそ、簡単に変えられないという気持ちは、性別を問わず理解できるものです。この『同氏婚のススメ』は、そんな深い悩みに、ユーモアと現実的な解決策を同時に提示しているように感じられます。
具体的な取り組み:出会いの場はどうなる?
『同氏婚のススメ』では、以下の具体的な出会いの場が用意されています。

1. 同じ名字の婚活パーティー
IBJ Matchingと協業し、特定の名字に限定した婚活パーティーが開催されます。例えば、「鈴木さん」限定や「田中さん」限定といったユニークな企画です。これは面白いですよね!同じ名字というだけで、初対面でも会話のきっかけが生まれやすそうですし、共通の話題で盛り上がれるかもしれません。
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開催予定のパーティー例
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3月27日(金) 19:00〜20:30:「鈴木さん」限定
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3月28日(土) 16:30〜18:00:「田中さん」限定
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3月28日(土) 19:00〜20:30:「佐藤さん・伊藤さん」限定
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4月1日(水) 19:30〜21:00:「鈴木さん・田中さん・佐藤さん・伊藤さん」限定
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各回最大30名の参加が想定されています。イベントの詳細については、IBJ Matchingのトップページ(https://www.partyparty.jp/)で確認できます。また、各名字と同じ名前を冠する企業や名字にまつわる物品を開発・販売する企業がイベント協力パートナーとして、飲食物やグッズを提供してくれる予定だそうですよ。

2. 同じ名字の結婚相談所
IBJメンバーズと協業し、全国10店舗の結婚相談所にて、希望者には「同じ名字の相手」を紹介する取り組みも実施されます。これは期間限定の取り組みとのことなので、もし興味がある方は、早めに店舗の担当者の方に問い合わせてみるのが良さそうです。
『同氏婚のススメ』プロジェクトでは、今後も「同じ名字の方」同士が出会える施策を企画・検討していくそうなので、今後の展開も楽しみですね。
『あすにはウエディング』の今後の構想:さらなる選択肢
一般社団法人あすにはは、『同氏婚のススメ』だけでなく、「あすにはウエディング」プロジェクトとして、名字で悩まずに結婚できるカップルを増やすための活動をさらに進めていく予定です。
その一つが、『海外別姓婚サポート』です。これは、海外の婚姻制度を利用して、夫婦別姓を維持しながら法律婚を可能にする「第三の結婚の選択肢」として注目されています。具体的には、海外で別姓婚を成立させるツアーの企画や、経験者のノウハウを蓄積・公開するデータベースの準備が進められています。
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海外別姓婚ツアー
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海外別姓婚データベース公開
これらの取り組みは、選択的夫婦別姓が認められない現状で、少しでも多くの人が自分らしい結婚の形を選べるようにという、あすにはの強い思いが込められていると感じます。
賢作からのメッセージ
「名字を変えたくない」という気持ち、本当に共感できます。結婚という幸せな選択が、名字のことで悩ましくなってしまうのは、もったいないことですよね。
『同氏婚のススメ』は、一見すると少しユニークな提案に見えるかもしれません。でも、これは「今できること」として、多くの人の悩みに寄り添い、新しい解決策を提示しようとする、とても前向きな挑戦だと僕は思います。
もしあなたが、名字のことで結婚に踏み切れずにいるなら、一度この『同氏婚のススメ』の特設サイトを覗いてみてはいかがでしょうか?新しい出会いのきっかけや、結婚へのヒントが見つかるかもしれませんよ。
- 『同氏婚のススメ』プロジェクト特設サイト: http://same-name-match.asuniwa.org/
未来の結婚の形を考えるきっかけとして、ぜひ前向きに検討してみてください。皆さんの幸せな結婚を心から応援しています!
賢作でした。



