若者の視点から生まれた「新しい出会いのカタチ」
少子化や未婚化が深刻な社会課題となる現代において、「出会いの場の減少」や「若年層の恋愛・結婚観の変化」は、特に注目されています。そんな中、婚活イベントプラットフォームを運営する株式会社オミカレと甲南大学マネジメント創造学部(CUBE)が、2026年4月から産学連携プロジェクトを実施しました。
このプロジェクトは、20代の若年層に向けた「出会い」創出と新たなビジネスアイデアの提案を目的としたものです。約3か月にわたる全15回のプログラムの集大成として、2026年7月22日(水)に学生たちによる最終ビジネスプランプレゼンテーションが開催されました。

Z世代が「出会いの本質」を再定義する理由
今回のプロジェクトの背景には、少子化や未婚化の進行という社会課題があります。学生たちは、この課題に対し、単にイベントを企画するだけでなく、経営学視点やライフデザインの観点から深く向き合いました。彼らは「出会い」を、将来のライフプランの中に自然に取り入れるものとして捉え、そのための新しいビジネスモデルを創出することに挑んだのです。
私たちが「出会い」を特別なイベントとして捉えがちなのに対し、Z世代はもっと日常に溶け込んだ、自然な形での出会いを模索しているのかもしれませんね。この視点の違いが、私たち30代・40代にとっても、婚活をより身近に感じるきっかけになるのではないでしょうか。
固定観念を覆す、ユニークな婚活アイデア
最終発表会では、「20代・若年層向け新規顧客獲得」を目的とした、データ分析やターゲットインタビューに基づいた多様なビジネスプランが発表されました。単なるイベント企画にとどまらず、ステークホルダーとの連携や集客マーケティングまで踏み込んだ具体的なプランが多く、驚かされました。
1. 平日休みを活かす「リズマッチ-世間とズレた休みが”恋”のきっかけになる(平日婚活)」
土日勤務(不定休)の若者をターゲットに、月曜日にプラネタリウム空間を活用してリラックスした出会いと癒やしを提供する企画です。「土日休みじゃないから出会いがない…」と諦めていた方にとって、これは目から鱗のアイデアかもしれませんね。自分のライフスタイルに合わせた出会い方を見つけることの大切さを教えてくれます。

2. 共通の「好き」でつながる「推し活×婚活」
約4.1兆円規模の「推し活市場」に着目し、ライブ前のうちわ制作やライブ後の交流を通じて自然なコミュニケーションを生む企画です。私も「共通の趣味がある人とは話が弾む」と実感しますが、「推し」という強い共通項があれば、恋愛に奥手な方でも自然と距離が縮まるでしょう。好きなことをきっかけに出会いが始まるというのは、とても素敵なことだと思います。

3. 日常に溶け込む「習い事婚活」や「青春をもう一度」
その他にも、韓国語学スクールでの「習い事婚活」や、コロナ禍の学生時代を過ごした大学生~社会人をターゲットにした企画「“青春 ”をもう一度、そこからはじまる自然な恋」、プラットフォーム上での「ときめきAI診断機能」など、既存の婚活の枠組みにとらわれない多角的なアプローチが提示されました。日常の中に自然と出会いが生まれるような場所は、肩肘張らずに自分らしくいられるからこそ、本音で向き合える相手と出会える可能性を秘めていると感じます。

ビジネスとしての持続可能性も視野に
甲南大学の青木教授は、このプロジェクトを振り返り、「学生はその都度、頭を悩ませて打開策を講じることを繰り返して、あっという間に最終発表を迎えました」とコメントしています。久留宮代表からのフィードバックは、学生にとって実ビジネスの厳しさを垣間見る貴重な機会となったようです。また、「出会い」について深く掘り下げることで、その後の関係の持続性など、本質的なところに目を向けるようになったことも大きな変化だったとのこと。
単なるアイデア出しで終わらず、ビジネスとしての持続可能性や、地域・パートナーを巻き込む仕組みまで考え抜かれた点は、私たち30代・40代の目から見ても、非常に実践的で感銘を受けました。
賢作の解説:30代・40代の私たちに活かせること
若者たちのアイデアは、私たち世代の婚活にもたくさんのヒントを与えてくれますね。例えば、「婚活はこうあるべきだ」という固定観念を一度手放してみるのも良いかもしれません。
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自分のライフスタイルを見つめ直す: 土日休みでなくても、平日夜や休日に楽しめる出会いの場を探してみる。
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共通の「好き」から広がる縁: 趣味のサークルや習い事など、自分が心から楽しめるコミュニティに積極的に参加してみる。
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「自然な出会い」を意識する: 肩肘張らず、日常の延長線上で、気の合う人と巡り会えるような場所を探してみる。
婚活イベントに限定せず、自分の興味がある分野に足を踏み入れてみることで、きっと新しい発見があるはずです。私たち世代も、若者の柔軟な発想から学び、自分らしい「出会い」と「ライフデザイン」の選択肢を広げていくことができるのではないでしょうか。
株式会社オミカレは、これからも若者たちの等身大の価値観に寄り添いながら、型にはまらない「新しい出会いのカタチ」と「自分らしいライフデザイン」の選択肢を社会に広げていくとのことです。詳細については、オミカレの公式サイトをご覧ください。
まとめ
今回のプロジェクトを通じて、Z世代の学生たちが生み出したアイデアは、私たち30代・40代にとっても、新しい出会いの可能性を広げてくれるものだと感じました。「婚活」と聞くと少し身構えてしまうかもしれませんが、もっと気軽に、そして自分らしく楽しめる出会いの形は、きっとたくさんあるはずです。
「出会いがない」と嘆く前に、まずは一歩、自分らしく楽しめる出会いの形を探してみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの新しい出会いも、身近なところから始まるのかもしれませんよ。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。賢作でした。


