結婚後に「もっと話し合っておけばよかった」テーマのリアル
株式会社いろものが運営する「ナコード総研」が、全国の婚活経験のある既婚者800名を対象に行った「婚活と幸せな結婚生活に関する実態調査 2026」の第3部(最終回)で、結婚後に「もっと話し合っておけばよかった」と思うテーマについて発表しています。

この結果を見ると、上位にくるのはやはり「お金」や「子ども」に関するテーマでした。
1. 「お金の使い方・貯金」は後悔の筆頭(29.6%)
これはもう、多くの方が「うんうん」と頷くのではないでしょうか。僕自身も結婚してから、「あれ?こんなにお金を使う人だったかな?」とか「貯金のペースが思っていたのと違うな…」と、モヤモヤした経験があります。交際中はデート代くらいで済む話も、結婚となると生活費、家賃、将来の貯蓄、子どもの教育費、老後資金…と、一気に話が大きくなりますよね。
「共働きだから家計は別々でいいや」なんて安易に考えていると、いざ大きな買い物やライフイベントの際に、「なんでこんなにお金がないんだろう?」と不安になったり、相手に不満を感じてしまったりすることもあるかもしれません。事前に「毎月いくら貯金する?」「どんなものにお金を使いたい?」といった具体的な話をしていれば、もう少しお互いの価値観を理解し合えたはず、と後悔する方は少なくないようです。
2. 「子どもについての考え」は将来を左右するテーマ(28.1%)
子どもを持つか持たないか、何人欲しいか、いつ頃欲しいか、どんな教育を受けさせたいか…。これらもまた、非常にデリケートで、しかし夫婦の将来を大きく左右するテーマですよね。交際中に「いつか子どもが欲しいね」くらいの軽い会話はあっても、具体的な話まで踏み込むのはためらわれる方もいるかもしれません。
しかし、いざ結婚して時間が経ち、「そろそろかな?」と思ったときに、実は相手はまだ考えていなかったり、子どもの数や教育方針について全く違う考えを持っていたりすると、大きなすれ違いにつながってしまいます。特に、女性にとってはタイムリミットもあるため、このテーマは後回しにできない重要なポイントだと言えるでしょう。
3. 「困ったときの支え合い方、意見が違ったときの向き合い方」も重要(20.1%)
「困ったときにどう支え合うか」や「意見が食い違ったときにどう向き合うか」は、普段の生活ではあまり意識しないかもしれません。でも、人生には病気や失業、親の介護など、予期せぬ困難が訪れることもあります。そんな時、パートナーがどう動いてくれるのか、どう協力し合えるのかは、夫婦の信頼関係を築く上で非常に大切です。
交際中にちょっとした意見の衝突があった時、見て見ぬふりをしてしまったり、「まあ、なんとかなるだろう」と軽く流してしまったりすると、結婚後に「いざという時に頼りにならない…」と感じてしまうかもしれません。僕も、結婚前に「もし大きな問題が起きたらどうする?」なんて話はしなかったけれど、今振り返ると、お互いの価値観や考え方を深く知る上で、すごく意味のある対話だっただろうなと感じます。
幸せな夫婦は「話しにくいテーマ」にも向き合っていた
では、幸せな結婚生活を送っている夫婦は、こうした「話しにくいテーマ」にどう向き合ってきたのでしょうか?
ナコード総研の調査では、現在の結婚生活に幸せを感じている人は、9テーマすべてで6割以上が交際中に話し合えていたことが明らかになりました。一方、幸せを感じていない人は、どのテーマも5割を下回っています。

特に「お金の使い方・貯金」については、幸せを感じている人の70.1%が話し合えていたのに対し、感じていない人では29.2%と、実に40.9ポイントもの差がありました。この結果を見ると、「話しにくい」と感じるテーマほど、実は積極的に話し合うことが、幸せな結婚生活へのカギになることが分かりますね。
さらに、交際中に意見の違いや違和感を「言葉にして相手と話し合っていた」人の幸福実感率は92.2%と、9割を超えています。一方で「見ないようにしていた」人の幸福実感率は56.6%と、大きく下がっています。

このデータは、違和感があったときにそれを放置せず、きちんと向き合って言語化することの重要性を物語っていると思います。僕も「こんなこと言ったら嫌われるかな?」なんて思って言えなかったことが、後々大きな溝になってしまった経験があるので、この調査結果は本当に心に響きます。

話し合えたテーマでは、現在の価値観合致率も高くなる傾向があるそうです。特に「お金の使い方・貯金」では、話し合えた人の87.5%が価値観が合っていると感じている一方、話し合えなかった人では50.2%と、37.3ポイントもの差があることが分かります。
賢作からの提案:どうすれば「話しにくいテーマ」を話せるのか?
「分かってはいるけど、どうやって話せばいいの?」そう思いますよね。僕が思うに、大切なのは「相手を責めない」ことと「定期的に話す時間を作る」ことだと思います。
例えば、お金の話なら、「なんでそんなに使うの?」ではなく、「僕は将来のためにこれくらい貯金したいと思っているんだけど、あなたはどうかな?」と、「I(アイ)メッセージ」で自分の考えを伝え、相手の意見を聞く姿勢が大切です。
子どもについての話も、「いつまでに産んで欲しい」と一方的に伝えるのではなく、「将来、子どもがいる家庭って素敵だなって思うんだけど、あなたはどう考えている?」と、まずは相手の気持ちに寄り添うことから始めてみてはいかがでしょうか。
そして、カフェでのんびり話す時間や、家でリラックスして過ごす時間など、月に一度でもいいから、お互いの価値観や考えをじっくり話す「夫婦会議」のような時間を設けるのもおすすめです。これは、結婚前から習慣にしておくと、いざという時にスムーズに話せる関係性が築けるはずです。
まとめ
今回の調査結果から、結婚後の後悔を減らし、幸せな結婚生活を送るためには、交際中から「話しにくいテーマ」にも積極的に向き合うことが非常に大切だということが分かりました。
お金、子ども、困ったときの支え合い方など、デリケートな話題だからこそ、お互いの価値観を理解し、すり合わせる努力が求められます。不安を抱えながら結婚生活を送るよりも、事前にしっかりと話し合って、納得感のある関係を築いていきたいですよね。
いま婚活中の方も、すでに結婚されている方も、ぜひこの機会にパートナーとの対話を見つめ直してみてはいかがでしょうか。きっと、お互いの理解が深まり、より一層豊かな関係を築けるはずです。一歩踏み出す勇気が、未来の幸せな結婚生活につながると思いますよ!
本調査結果の詳細レポートはこちらからご覧いただけます。
いかがでしたでしょうか?今回お話ししたことが、皆さんのこれからのパートナーシップをより豊かにするヒントになれば嬉しいです。賢作でした!



