50代以上の9割が「孤独層」に該当する現実
今回の調査では、「日本語版UCLA孤独感尺度(第3版)10項目版」という指標を用いて、50歳〜79歳の未婚男女2,000人の孤独感を測定しています。その結果、62.5%が「高孤独層」、31.5%が「中孤独層」に分類され、合計で94.0%が何らかの孤独感を抱えていることが判明しました。

さらに、恋人やパートナーがいない未婚男女500名を対象とした調査では、約7割が「日常の些細な出来事を話す相手がいない、またはあまりいない」と回答しています。特に男性では72.7%に達しており、女性の54.5%を大きく上回る結果となりました。これは、男性の方が日常の出来事を気軽に共有できる相手が少ない傾向にあることを示唆しています。

賢作の視点から見ると、この孤独感の深さは、年齢を重ねるごとに人間関係が固定化し、新しいつながりを作る機会が減少することと無関係ではないのかもしれません。些細なことを話せる相手がいないというのは、精神的な支えが少ない状態とも言えるのではないでしょうか。
「結婚」よりも「安心できるつながり」を求める傾向
新しい人間関係に何を求めるかという質問では、男女ともに「同性の友人」が最多となりました。一方で、「結婚相手」を求める割合は男女ともに最も低く、婚姻関係そのものよりも、日々の生活を共有できるような「安心できるつながり」を求めている実態が見えてきます。

異性の友人に求める関係性には、男女で大きな差が見られました。男性は「1対1での付き合いができる友人関係」(49.4%)や「将来的に恋愛につながる友人関係」(33.8%)を求める傾向が高い一方、女性は「共通の趣味や関心事を通して複数人で付き合う友人関係」(69.9%)を最も重視しています。さらに、「肉体関係を含む友人関係」を求める男性が約3割いたのに対し、女性は0%という結果でした。

賢作としては、求めるものが多様化しているからこそ、相手探しが難しくなっている側面もあるように感じます。特に異性間では、お互いが求める関係性にギャップがあると、なかなか一歩を踏み出しにくいですよね。
また、恋人やパートナーに求めるものとして、男女共通で「飾らずに一緒にいられて気楽、寛げる」が最多(男性62.3%、女性69.8%)となりました。「ドキドキやときめきといった恋愛感情が抱ける」(16.2%)を大きく上回っており、刺激よりも安心感や居心地の良さを重視する傾向が伺えます。

パートナーを求めても、行動に至らない現実
全体の60.2%が「パートナーや恋人が欲しい」と回答しているにもかかわらず、実際に「新たな交際相手との出会い」に向けて活動している人は、わずか3.8%に留まっています。そして、9割以上が「1年以上、交際相手を探していない」と答えているのです。

マッチングサービスについても、「怖い印象がある」(31.6%)や「若者が使うもの」(26.0%)といったイメージが依然として見られます。しかし、2025年の同様の調査と比較すると、「使っていることを人に知られると恥ずかしい」という回答は減少しており、心理的なハードルが少しずつ変化している兆しも見て取れます。

賢作が思うに、行動しない理由の背景には、失敗への恐れや、何から始めれば良いか分からないといった心理があるのかもしれません。特に年齢を重ねると、出会いの場が減り、新しい関係を築くことに躊躇してしまう気持ちは、とても理解できます。
30代・40代の私たちにできること
今回の50代以上の調査結果は、30代・40代の私たちにとっても、未来を考える上で大切な示唆を与えてくれます。高齢化が加速する日本において、社会的孤立は健康リスクの増大にもつながる喫緊の社会課題です(※)。
(※)Atsushi Nakagomi, Masashige Saito, Toshiyuki Ojima, Takayuki Ueno, Masamichi Hanazato, Katsunori Kondo,Sociodemographic Heterogeneity in the Associations of Social Isolation With Mortality. JAMA Network Open.;7(5):e2413132, 2024
今から「つながり」を意識し、行動していくことが、将来の孤独感を解消するための一歩になるのではないでしょうか。結婚にこだわらず、「安心できる友人関係」や「趣味を共有できる仲間」など、多様な形のつながりを求める視点も大切です。
例えば、超楽長寿株式会社が運営する50歳以上向けの医師監修マッチングサービス「ハハロル」は、まさにそうしたニーズに応えるべく、安心できる環境で最適な相手を探せるように設計されています。AIが利用者のプロフィールや価値観、ライフスタイルを分析し、相性の良い恋人や友達探しをサポートしてくれるそうです。もちろん、30代・40代向けのサービスもたくさんありますので、自分に合ったものを選んでみるのも良いかもしれませんね。
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50歳以上のためのマッチングサービス「ハハロル」
参考になった調査資料
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総務省統計局「人口推計」
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こども家庭庁「若者のライフデザインや出会いに関する意識調査」
最後に
今回の調査結果を見ると、多くの人が「つながり」を求めているにもかかわらず、行動に踏み出せないというジレンマを抱えていることが分かります。しかし、マッチングサービスに対する心理的なハードルが少しずつ下がっているように、社会全体も変化しつつあります。
「試してみようかな」と少しでも思えたなら、それは大きな一歩です。まずは興味のあるコミュニティに参加してみたり、オンラインで共通の趣味を持つ人を探してみたりと、小さなことから始めてみるのはいかがでしょうか。きっと、皆さんの望む「安心できるつながり」を見つけることができるはずです。
賢作でした!


