幸せな結婚生活は「属性」では測れない
まず驚いたのは、結婚生活の幸福感が、性別、年代、職業、世帯年収、子供の有無といった、一般的に「結婚の条件」として語られがちな属性では、体系的に分かれていなかったという点です。今回の調査では、婚活経験のある既婚者の82.9%が「とても幸せ」または「やや幸せ」と回答しています。

僕も、年収や年齢が全てじゃないって薄々感じてはいましたが、データで裏付けられると改めてハッとしますね。例えば、20代男性の幸福実感率が73.7%なのに対し、20代女性は87.8%と差はあるものの、どの層も7割を超えているんです。結局、数字や一般的なイメージだけでは測れない、心の満足度が結婚生活の幸せには大切なんだなと改めて思います。
幸せを分けたのは「結婚前の自己理解」だった
では、何が幸せを分けていたのでしょうか?調査では、「パーソナル婚活スコア」という、結婚前の自己理解度を測る独自指標が用いられました。このスコアが高い人ほど、現在の結婚生活に幸せを感じていることが明らかになったんです。

具体的には、自己理解が高い「高群」では90.6%が幸せを感じているのに対し、自己理解が低い「低群」では57.4%にとどまり、その差はなんと33.2ポイントもありました。自己理解って、実は婚活だけでなく、人生全般の満足度にも繋がるんじゃないかと思うんです。自分を知るって、一見遠回りに見えて、実は一番の近道なのかもしれませんね。
特に重要なのは「パートナーと築きたい関係のイメージ」
さらに掘り下げてみると、自己理解の6項目の中でも、特に「パートナーとどんな関係を築きたいかイメージできていた」人が、できていなかった人に比べて幸福実感率が18.7ポイントも高かったんです。

結婚の決め手についても、「価値観が近いと感じた」人の幸福実感率が91.0%と最も高かった一方で、「困ったときに支え合えると感じた」人の中には「まったく幸せを感じていない」割合が12.7%と最も高かったという結果も出ています。これは、単に支え合えるかどうかだけでなく、その前提として「どんな価値観を共有し、どんな関係性を築きたいか」という具体的なイメージが大切だということを示唆しているように感じます。
僕も、結婚って共同作業だなと感じることが多いんです。だからこそ、どんな未来を一緒に描きたいか、どんなチームになりたいかを具体的にイメージしておくのは、すごく大事なことだと思いますね。相手に求めることだけでなく、自分自身がどんな結婚生活を送りたいのか、どんなパートナーでありたいのかを言葉にしてみる。このプロセスが、幸せな結婚生活に繋がる鍵なのかもしれません。
今日からできること
今回の調査結果から、婚活を経て結婚した人が幸せを感じるためには、年収や年齢といった外側の条件よりも、結婚前に自分の価値観や築きたい関係性をどれだけ深く理解し、言葉にできていたかが重要だということが分かりました。
自己理解は、特別な才能ではなく、誰もが育てていける力です。今日から少しずつ、ご自身の価値観や理想の関係について考えてみるのはいかがでしょうか?例えば、ノートに書き出してみたり、信頼できる友人と話してみたりするのも良いかもしれません。きっと、それが幸せな未来への第一歩になるはずです。
この調査の詳細レポートは、ナコード総研noteで公開されていますので、ぜひご覧になってみてください。
それでは、また次回お会いしましょう。賢作でした。


