多くの人がメディアの登場人物の外見を気にしている
デジタルマーケティングを手掛ける株式会社バリューファーストが運営する「みんなの声研究Lab」は、男女400名を対象に、メディアとルッキズムに関するアンケート調査を実施しました(調査期間:2025年11月14日~2025年11月28日)。
この調査で明らかになったのは、驚くべきことに回答者の91%にあたる365名が「メディアに映る人物の外見が気になることがある」と回答していることです。さらに、約半数の197名が「テレビ・広告・SNSなどのメディアで他人の外見を見て、自分と比較してしまう」と答えています。

ドラマや映画、SNSで目にするモデルやインフルエンサーの洗練された外見に触れる機会は、私たちの日常に溢れていますよね。賢作も、無意識のうちに「あの人の髪型いいな」「こんな服が似合うようになりたい」なんて思ってしまうことがあります。メディアは、私たちが自覚しないままに、外見に対する基準や敏感さを作り上げているのかもしれません。
SNSが外見比較の舞台になっている現実
ルッキズムが存在する場面について尋ねた質問では、「SNS・インターネットでの外見評価」が最も多く、132件もの回答が寄せられました。

「いいね」の数で外見やライフスタイルが評価されるSNSでは、常に誰かの視線に晒されているような意識が強くなりがちです。写真や動画の加工が当たり前になった今のSNS文化では、現実とはかけ離れた「理想的な外見」が日常的に流通しています。アンケートの自由記述でも、「加工文化が外見ハードルを上げている」「現実とSNSとのギャップで苦しくなる」といった切実な声が寄せられたそうです。
賢作もSNSを見ていて、「みんなすごく楽しそうに、綺麗にしてるな」と感じることがあります。本来、自己表現の場だったSNSが、いつの間にか「外見比較の場」へと変化し、誰もが無意識に他人の基準に縛られてしまっている時代なのかもしれませんね。
外見評価は私たちの行動や自己肯定感に影響を与える
メディアに登場する人物が、自分自身の行動にどれだけ影響していると感じるか、という質問では、「全く影響していない」と回答した人は、400名中わずか64名でした。

「メディアのモデル体型を見ると、外出時の服選びに自信が持てなくなる」「ダイエットや美容にお金を使いすぎてしまう」といった意見も寄せられています。外見評価は、単なる見た目の問題に留まらず、自己肯定感、行動選択、さらには人間関係といった、私たちの心の深い部分にまで影響を及ぼしていることが分かります。
メディアが描く理想像が強調されることで、「自分もそうならなければいけない」というプレッシャーが生まれ、精神的な負担を感じるケースも少なくないでしょう。賢作も、新しい服を試着したときに「モデルさんが着ていると素敵なのに、自分が着ると何だか違うな…」と少しがっかりしてしまうことがあります。外見が、私たちの心の状態に直結していることを改めて感じますね。
多様性を尊重し、外見以外の価値を見つめ直すために
ルッキズムの考え方を減らすために何が必要か、という問いに対しては、「外見偏重批判(150件)」「多様性の推進(94件)」「SNS・メディア内容の改善(66件)」といった意見が多数を占めました。

さらに、今回の調査からは、以下の5つの視点が導き出されています。
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単一の美の基準を押しつけないこと
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加工や非現実的な演出に頼りすぎないこと
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多様な体型・年齢・背景をもつ人物を積極的に可視化すること
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外見を評価軸にした表現を減らすこと
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外見以外の価値(能力・人柄・生き方)を丁寧に評価すること
これらはすべて、「多様な美しさを尊重する社会」を作るための大切な土台になります。メディアが多様な価値観を映し出すことで、私たち一人ひとりが外見に左右されず、もっと自分らしく生きやすくなるはずです。
賢作としては、私たち自身も、まずは身近な人たちの外見以外の魅力に目を向けることから始めてみるのはどうでしょうか。仕事への情熱、優しい気遣い、ユニークな趣味など、その人ならではの素晴らしい点はたくさんありますよね。メディアの変化を待つだけでなく、私たち一人ひとりの意識が少しずつ変わっていくことで、きっと社会全体もより豊かになっていくはずです。
まとめ
今回の調査結果は、私たちがどれほど外見を気にし、メディアの影響を受けているかを浮き彫りにしました。しかし、この現状を変えていくためのヒントもたくさん見つかりましたね。外見に自信を持つことももちろん大切ですが、それ以上に、自分自身の個性や内面の輝きを大切にすること、そして他者の多様な魅力を認め合うことが、これからの時代にはますます求められていくでしょう。
この調査結果の詳細は、「みんなの声研究Lab」でさらに詳しくご覧いただけます。ぜひ一度、アクセスしてみてください。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!賢作でした。
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