シニアの定義と敬老の日の意識のギャップ
まず、「シニアと呼ばれるのは何歳ごろからだと思いますか?」という問いに対し、40〜80代の74.4%が「60歳ごろから」または「65歳ごろから」と回答しました。これは、一般的に私たちが考えるシニアのイメージと大きくは変わらないかもしれませんね。しかし、注目すべきはここからです。
「敬老の日に、ご自身が『お祝いされる側』だと感じますか?」という問いに対して、なんと60代の約6割(57.4%)が「お祝いする側」だと答えているんです。シニアという年齢区分は受け止めつつも、祝われる立場という感覚はまだ薄い、という本音が垣間見えます。これは驚きですよね。皆さんはどう感じますか?

自由回答には、「運動している時は若いと感じる」(福岡県/60代/男性)や「身綺麗にしたり、おしゃれを楽しむのは若いと感じる」(神奈川県/50代/女性)といった声も寄せられており、日々の暮らしの中で若々しさや現役感を持ち続けていることがうかがえます。
孫がいても「お祝いする側」?新しい祖父母像
さらに興味深いのは、孫の有無による意識の違いです。孫がいない人では85.5%が「お祝いする側」と回答しましたが、孫がいる人でも半数近くの45.9%が「お祝いする側」だと答えているんです。孫がいるからといって、必ずしも「祝われる側」という意識には繋がらないのですね。

昔の祖父母像とは一線を画し、孫がいるからといって自分を「高齢者」と定義しない、そんな新しい祖父母像が浮かび上がってくるようです。これからの人生を謳歌したい、そんな気持ちの表れかもしれませんね。
恋活に「期限なし」!年齢にとらわれない恋愛観
そして、恋愛への向き合い方にも、この「現役世代」としての感覚が強くあらわれています。「何歳まで、恋活・婚活・パートナー探しを楽しみたいですか?」という問いでは、「年齢に関係なく、いつまでも」が最多の36.2%を占めました。

「60代まで」(35.4%)や「50代まで」(21.8%)を上回り、恋を楽しむことに明確な年齢の上限を設けない人が最も多い結果となりました。これこそ、私たち30代〜40代が目指すべき姿かもしれません。恋愛に年齢の上限を設けない、なんて素敵な考え方でしょう。
自由回答でも、「気持ちが若返り、毎日ワクワク過ごせるようになりました」(岡山県/60代/男性)や「髪の艶やネイル、肌の質感まで変わり、年齢より10歳以上若く見られるようになりました」(長野県/50代/女性)といった声が寄せられており、恋愛が日々の活力になっている様子がうかがえます。
恋愛に求めるのは「心地よさ」と「楽しさ」
では、シニア世代が恋愛相手に何を求めているのでしょうか。「いま、お相手に一番求めるものは?」という問いでは、「一緒にいて楽しい」(72.2%)が最も多く、「思いやり・やさしさ」(67.5%)、「価値観や趣味が合う」(56.4%)と続きました。

「見た目が好み」(33.2%)や「経済的な安定」(27.2%)を大きく上回っており、外見や条件よりも、心地よく過ごせる関係性を重視する傾向が見て取れます。年齢を重ねたからこそ見えてくる、本質的な部分ですよね。私たちも、もっと純粋に恋愛を楽しんでみても良いのかもしれません。
恋をする理由としても、「そばで一緒に過ごす相手がほしいから」(57.3%)が最多で、「支え合える相手がほしいから」(50.5%)、「毎日を楽しく過ごしたいから」(47.0%)と続き、日々の生活を豊かにするパートナーを求めていることが分かります。
賢作が思う、シニア世代から学ぶこと
今回の調査から、シニア世代が「年齢の区分」と「自分自身の感覚」を分けて捉え、自分らしく現役で人生を楽しもうとしている姿が浮き彫りになりました。特に恋愛においては、年齢を理由に諦めることなく、内面的なつながりや日々の楽しさを重視する、とても前向きな姿勢が見られます。これは、私たち30代〜40代にとっても、ハッとさせられるような気づきを与えてくれますよね。
「いつまでも恋をしたい」という気持ちや、「一緒にいて楽しい」というシンプルな感情を大切にする姿勢は、私たちが見失いがちな恋愛の本質かもしれません。未来を不安に思うのではなく、今を大切にし、年齢にとらわれずに自分らしい生き方や恋愛を楽しむこと。そんなシニア世代の姿は、私たちの未来を明るく照らしてくれるのではないでしょうか。
皆さんも、この機会に自分の恋愛観や人生観を少し見つめ直してみるのも良いかもしれませんね。年齢は単なる数字、という言葉を、彼らはまさに体現しているように思います。
株式会社ラス恋が運営する「ラス恋・ラス婚研究所」では、40代以上の恋愛や暮らしに関する実態調査を発信しています。ぜひ、こちらも参考にしてみてください。
それでは、また次回!賢作でした。


