「名字を変えたくない」のは、なぜそんなに重い悩みなのか?
私、賢作も、もし自分の名字を変えることになったら…と想像すると、少し戸惑うかもしれません。特に30代、40代になって社会的な立場も確立されてくると、名字は単なる記号ではなく、その人の歴史や実績、そして何より「自分らしさ」そのものだと感じる方も多いのではないでしょうか。この悩みが重いと感じられるのには、いくつか理由があるように思います。
1. キャリアへの影響と手続きの煩雑さ
ビジネスシーンで旧姓を使用し続けることは可能ですが、公的な手続きでは本名が必要となる場面が多々あります。名刺やメールアドレス、各種資格の登録、銀行口座、パスポートなど、変更手続きの多さを考えると、それだけで結婚へのハードルが高く感じられる方もいらっしゃるでしょう。時間や労力だけでなく、精神的な負担も決して小さくありません。
2. アイデンティティの喪失感
長年親しんできた名字は、自分という人間を構成する大切な要素です。それを変えることは、まるで自分の一部が失われるかのような感覚に陥ることもあります。特に、旧姓に特別な思い入れがある方にとっては、その喪失感は計り知れないものです。親から受け継いだ大切な名前を手放すことへの抵抗感も、深く根ざしていることでしょう。
3. 結婚への意識の変化と個人の尊重
現代社会では、個人の価値観や生き方が多様化しています。結婚もまた、画一的な形にこだわるのではなく、お互いの個性を尊重し、共に人生を歩むパートナーシップへと意識が変化しているように感じます。そうした中で、「名字を変える」という旧来の慣習が、個人の尊重という観点から見直されているのかもしれません。
「同氏婚のススメ」という新しい選択肢
こうした「名字を変えたくない」という声に対し、一般社団法人あすにはは、結婚を望む約58万7千人(慶應義塾大学 文学部 阪井裕一郎/株式会社インテージ調べ)に上るとされる改姓負担を感じる人々のため、新しい婚活アクション『同氏婚のススメ』を発足しました。

同じ名字の人限定の婚活パーティ
「名字で悩むなら、最初から同じ名字の人と出会えばいい!」という逆転の発想から生まれたのが、この婚活パーティです。例えば「鈴木さん限定」「田中さん限定」といった形で、同じ名字の人だけが集まるイベントが企画されています。これなら、名字の変更について悩む必要がなく、お互いの人柄や価値観に集中して出会いを探せるのは、とても魅力的ですよね。
この施策は、成婚数国内最多とされる婚活サービスを提供する株式会社IBJの協力のもと実施されるとのことです。
- 株式会社IBJ公式サイト:https://www.ibjapan.jp/
海外別姓婚サポート
すでに別姓のパートナーがいる方や、より多様な選択肢を求める方には、「海外別姓婚」という方法も提案されています。日本では、通則法により海外で結ばれた婚姻契約が別姓であっても有効となるケースがあるそうです。この制度を活用し、国外で別姓婚を成立させるためのツアーや、ノウハウを蓄積して希望者を支援する取り組みも準備中とのこと。これは、本当に画期的な提案だと感じました。

賢作からのメッセージ
「名字を変えたくない」というあなたの気持ちは、決してわがままではありません。それは、あなたが大切にしている「自分らしさ」の表れだと思います。
『同氏婚のススメ』は、そんなあなたの悩みに寄り添い、結婚という幸せな選択肢を諦めることなく、自分らしい形で人生を歩んでいくための道を開いてくれるかもしれません。
もし少しでも心が惹かれるのであれば、新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。もしかしたら、想像もしなかった素敵な出会いが、あなたを待っているかもしれませんよ。
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一般社団法人あすには公式サイト:https://asuniwa.org/
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選択的夫婦別姓、事実婚の意識調査:https://asuniwa.org/jijitsukon-survey
それではまた。賢作でした。


