Z世代のMBTI活用術から見つける、大人世代のヒント
Z世代の実態を分析する「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」の最新調査レポートによると、Z世代の78.4%がSNSでMBTI関連の投稿に接触しており、そのうち60.2%は自ら検索せず、フィードに流れてきた時に見ているそうです。彼らがMBTIをどのように楽しんでいるのか、そのポイントをいくつかご紹介しましょう。
1. MBTIは「自分を知る」だけでなく「相手を知る」きっかけに
Z世代がよく見るコンテンツは「あるある動画」が68.3%で最多でした。これは、診断の解説よりも、自分や友人に当てはめて共感したり、ツッコミを入れたりすることを楽しんでいる証拠だと思います。

私たち大人世代も、MBTIをきっかけに自己理解を深めるのはもちろん、相手の性格タイプを知ることで、「あぁ、あの人のあの行動は、このタイプだからなのかもな」と、相手への理解を深めることができるかもしれません。例えば、職場の同僚やパートナーとの間で「これって〇〇タイプあるあるだよね!」と話してみるだけで、意外な共通点が見つかり、会話が弾むきっかけになることもありますよね。
2. SNSでの「シェア」が関係性を深めるカギ
Z世代はMBTIを「シェア可能な性格」と捉え、SNS上で「これ私だ」と自分を見つけたら、次に「あの人っぽい」と友人を思い出し、送信やタグ付け、コメントを通じて共有しています。この「自分ごと化」と「他者ごと化」が同時に起こることで、コミュニケーションが生まれるのです。

大人世代の私たちも、SNSでのつながりを通して、気になる人やもう少し仲良くなりたい相手に「このMBTI診断の投稿、〇〇さんっぽいですね!」とメッセージを送ってみるのはどうでしょうか。相手も「え、そうかな?賢作さんはどのタイプですか?」と返してくれて、そこから新しい会話が生まれるかもしれません。診断の正確さにとらわれず、人との違いを楽しむ姿勢が大切だと感じます。
3. 関係性の深さには「接触の熱量」が重要
調査では、MBTI関連投稿へのSNS接触の熱量によって、関連商品への関心が大きく異なることが示されました。自ら検索する「アクティブ探索層」の商品関心は82.4%と高い一方、ほぼ見ない「低接触層」では22.2%にとどまっています。

これは人間関係にも通じる話ではないでしょうか。MBTIをきっかけに相手に興味を持ったなら、そこで終わりにせず、もう少し深く相手の話を聞いてみたり、共通の話題を見つけたりと、積極的に関わる「熱量」が、より深いつながりを生む鍵になるはずです。認知しているだけでなく、どれだけその話題を楽しんでいるかが、相手との距離を縮める上で重要だと考えられますね。
4. 診断の正確さより「楽しむ」ことが本質
Z世代がシェアする投稿の条件として、「日常の場面」「少しの誇張」「反応できる余白」「短いテンポ」が挙げられています。診断の正しさよりも、自分や友人を当てはめて一緒に楽しめる設計が、共有を生み出すポイントのようです。

私たち大人世代も、MBTIを「診断」として真剣に捉えすぎず、コミュニケーションの「遊び」として取り入れてみてはいかがでしょうか。初対面の人とのアイスブレイクで「MBTI、何タイプですか?」と聞いてみるのも良いですし、友人との集まりで「〇〇タイプあるある」で盛り上がるのも楽しいはずです。気軽に楽しむことで、思わぬ共通点や、相手の意外な一面を発見できるかもしれません。
賢作の視点:大人の人間関係に「遊び心」を
Z世代のMBTI活用法を見ていると、大人世代が忘れかけていた「自分と他人を重ねて遊ぶ楽しさ」を思い出させてくれるように感じますね。MBTIは、自分を説明する4文字のタイプを超えて、自分と他者を同時に主役にするコンテンツへと変化している、というZ-SOZOKEN所長の竹下洋平さんのコメントは、まさにその本質を突いていると思います。

相手の意外な一面を知るきっかけにもなり、関係性が深まる可能性を秘めていると感じます。診断の仕組みを深く理解することよりも、その結果をどうコミュニケーションに活かすか、どう楽しむかが、大人世代にとってのMBTIの価値なのではないでしょうか。
新しい出会いや関係性の深まりを試してみませんか?
MBTIは、大人の人間関係に新しい風を吹き込むツールになるかもしれません。少しの「遊び心」と「相手への熱量」を持って、MBTIをきっかけに、新しい出会いや既存の関係性の深まりを試してみてはいかがでしょうか。きっと、これまでとは違う、楽しいコミュニケーションが生まれるはずですよ。
今回ご紹介した調査研究レポートの全編は、下記より無料でダウンロードできますので、ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。
いかがでしたでしょうか?賢作でした。


