なぜ今、自治体婚活が注目されるのか?
ご存知の方も多いと思いますが、日本では現在、未婚化が深刻な社会課題となっていますよね。特に地方では、若い世代が都市部に流出してしまい、同世代との出会いの機会が限られているのが現状です。僕も地方出身だから、その気持ち、よくわかるんですよ。学生時代はまだしも、社会人になってからだと、仕事以外の場で自然な出会いを見つけるのは至難の業だと感じていました。
従来の婚活イベントももちろん良いのですが、やはり地理的な制約があったり、初対面の人といきなり顔を合わせて話すことに心理的なハードルを感じてしまう人も少なくないでしょう。僕もどちらかというと人見知りな方なので、「もし初対面でうまく話せなかったらどうしよう…」なんて、つい考えちゃいますね。
高知の「メタバース婚活」の具体的なアプローチ
そんな課題を解決するために、高知県が取り組んだのが、メタバース空間での事前交流と、地域の魅力を活かしたリアルイベントを組み合わせるという二段階のアプローチでした。

アバター交流で心理的ハードルを下げる
最初の段階では、参加者はアバターを使ってメタバース空間に集まります。ここでは顔出しの必要がないので、気軽に自己紹介をしたり、1対1でじっくり話したりできるんです。最初から顔出しはちょっと…って人、結構いると思うんですよね。アバターなら、相手の人柄や雰囲気を知ることに集中できるから、心理的な負担がかなり軽減されるんじゃないでしょうか。内面重視でコミュニケーションを始められるのは、素敵な出会いに繋がる大切なポイントだと僕は思います。

地域資源を活かしたリアルイベントで関係を深める
メタバースでの交流を通じて、ある程度心の距離が縮まったら、いよいよリアルイベントです。高知県の魅力を存分に体験できるようなプログラムが用意されたそうですよ。メタバースで話した相手と実際に会うことで、オンラインでの印象とのギャップを確かめつつ、より自然なコミュニケーションが生まれるのは素晴らしいですよね。地域に根ざした体験は、共通の思い出にもなり、二人の距離をぐっと縮めるきっかけになるはずです。
驚きのマッチング率!イベント開催結果の詳細
この「メタバース婚活」は、2025年8月から2026年2月にかけて全3回開催され、各回で高い満足度とマッチング成果を上げています。
第1弾:花火大会と縁日交流
2025年8月に開催された第1弾では、メタバース交流の後、高知城下の天然温泉「三翠園」を会場にリアルイベントが行われました。縁日をイメージした交流企画やミニゲームで会話を楽しみ、さらに「第75回高知市納涼花火大会」を鑑賞する企画も実施されたそうです。夏の高知の風情を感じながらの交流は、きっと忘れられない思い出になったことでしょう。参加者の満足度も92%と、非常に高かったようです。

第2弾:ハロウィン仮面舞踏会で高いマッチング率を記録
2025年10月から11月にかけて行われた第2弾は、ハロウィン仮面舞踏会という特別な企画でした。メタバースで交流を深めた後、高知新港ブルワリー「SOUTH HORIZON BREWING」で仮面舞踏会形式のイベントを開催。仮面を着用して交流し、その後お互いの顔を合わせるという演出は、ロマンチックでちょっとドキドキしますよね。非日常感が、また良い出会いを呼んだのかもしれません。この回では、5組のマッチングが成立し、約67%という異例のマッチング率を記録したそうです!

第3弾:いちご狩りバスツアーで満足度100%
2026年2月には、第3弾としてメタバース交流といちご狩りを含む体験型バスツアーが実施されました。高知駅前を発着点としたバスツアーでは、ランチ交流やキャンドル作り体験、そしていちご狩りといった体験型プログラムが盛りだくさん。参加者同士が自然な形で交流を深められたようで、事後アンケートではなんと満足度100%を達成したそうです。体験を共有するって、本当に仲良くなる近道だと僕も思います。
地域創生にも繋がる、新しい婚活の形
この取り組みは、単に「結婚相手を見つける」というだけでなく、「地元で結婚したいけれど出会いがない」「婚活に一歩踏み出すきっかけがない」と感じている方々に、新しい出会いの機会を提供するものだと感じています。
オンラインでのハードルを下げつつ、高知県ならではの魅力を体験できるリアルイベントを通じて、参加者同士の関係構築を促進する。これによって、結婚に至るカップルが生まれれば、それは若年層の定住促進や地域の活性化にも繋がっていくはずです。結婚が、その地域で前向きに生きていくきっかけになるって、本当に素敵なことですよね。
この事業を共同で企画・運営したのは、国内最多の成婚数を誇る株式会社IBJ(https://www.ibjapan.jp/)が運営する婚活パーティーサービス「IBJ Matching」(https://www.partyparty.jp/)と、旅行業の枠を超えて地域課題解決に取り組む株式会社日本旅行(https://houjin.nta.co.jp/)です。それぞれの強みを活かした連携が、この成功を生み出したと言えるでしょう。
もしあなたが今、出会いのチャンスに恵まれないと感じているなら、高知県のような自治体が提供する、こんな新しい形の婚活に目を向けてみるのも、きっと素敵な一歩になるはずです。一歩踏み出す勇気が、未来を変えるかもしれませんね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!賢作でした。


